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Greylisting

2006年12月末よりスパムメール対策として最近注目されている技術 Greylisting を導入しました。

弊害として構築に問題のある特定のサーバーからのメールは遅延が発生する可能性がありますが、ほとんどのサーバーからは問題ないようです。

特定のサーバーとは
 1)激安レンタルサーバーなど、実際にスパム送信の温床となっているサーバー
 2)1台のサーバーに会員を詰め込み過ぎているサーバーからのメール
 3)管理の甘いサーバーからのメール
が該当します。
大手プロバイダのメールや、yahooメール、googleメール等のメジャーなサーバーはちゃんと管理されている為、遅延はないはずです。

※※※※
スルー対象にしたい送信元があるようでしたら延滞してきたメールをヘッダごとお送りください。
OutlookExpressをお使いの場合は該当メールをデスクトップにドラッグしてコピーし、コピーされたメールを添付していただければOKです。
1)については申し訳ありませんがスルーリストへは登録ができません。
※※※※

■Greylisting
今までのスパム対策は到着したメールの内容を判定し、フィルタリングするものでした。
弊害として
フィルタリングの誤判断で大切なメールがスパムと判断される
メールを受信後にスパム判定を行うのでスパムメールは根本的に減らない
等があります。

Greylistingは
送信元サーバーからメール着信要求があった場合、
・今混んでるからちょっと後でもう一回おくってください。
と相手先サーバーにメールの再送を要求します。

スパムメールは一般のメールとは違い、
送りっぱなしの投げ捨ての為、サーバー同士のやりとりをを行いません。
(メールサーバーではなく、メール送信プログラムが直接送ってってくる)
送信に時間がかかるなら勝手に接続を切って次のメール送信をし、再送処理をするくらいならそのメール送信はスキップし、
次のメールを送ってきます。

今届いているスパムメールは効率が悪くてもきちんとしたメールサーバー
を経由して送ってくるメールということになります。
結果、スパムメールのリストから外れ、スパムメール自体が減少します。

一般的にメールサーバーの再送は数分で行われるので気がつかないことも多いです。
遅延してくるメールはメールサーバーの再送時間をを故意的に延ばしている設定がなされているということになります。

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2007年01月16日 12:50に投稿されたエントリーのページです。

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